現在よく使われている数字の表記はアラビア数字。
これ、世界で書き方が色々あるようです。
日本では日本特有の「正しい形」なるものが決まっていて、教科書に沿って学校で教えられます。
今回は、子供が数字を書いているのを見ていて、疑問に思ったところをお伝えします。
数字の表記の種類
日本で目にする数字は、主に漢数字(わすうじ)・ローマ数字・アラビア数字です。
- 漢数字 → 一二三
- ローマ数字 → I,II,III,
- アラビア数字 → 123
ギリシャ数字など世界にはもっとたくさんの表記方法があります。
ちなみに香典を書くときに目にする「壱弐参」などの表記。
これらは「大字(だいじ)」と呼ばれ、主に金額などを記す際に、改ざんを防ぐために、漢数字「一二三」のかわりに使うようです。
「一」に1本線を足すと「二」に改ざんできてしまいますよね。
※住所で使う大字(おおあざ)とは多分別の意味です。同じ字ですが・・・
正しい書き方が大切な理由
誤認を防ぐ。まさにこれ。
正しく書くことで、「だれが読んでも読める」きれいな数字が書けます。
読めない数字により小学校で起こる問題と言えば、テストで答えの誤認により正解がもらえないということが起こりえます。
さらに、自分で書いた数字を自分で間違えてしまい、計算間違いを招いてしまうということも。
日本ではあまり見ない海外の数字の書き方
アルファベットをメインで使用する国では、日本では見られない書き方が主流です。
「1」は「l」と似てる。「7」は「1」と似てる。
そのため、1はVを逆さにしたように書いたり、7には横棒を付け加えたりする国があるようです。
ちなみに、数字の形だけでなく書き順も違ったりするらしい。
海外に行く際には注意ですね。
疑問に思った正しい書き方
本題です。
0と。の書き順
我が子の書いた0の書き順に違和感を覚えて、再確認。
数字の0は上から始まり、反時計周りで。
ただし、文の最後に書く「。」は下から始まるようです。
4の上部の隙間
パソコンなどで見かけるデジタル数字では閉じているのが普通です。
私も閉じて書いており、それを見慣れていたため、隙間が空いているのは崩れて見えていました。
が、ドリルのお手本は空いている。あれ?
どうやら、隙間が空いていないと9と見間違える可能性があるなどの理由から、開けるのが正しいようです。
まとめ
5歳の我が子、お手本を見ながら同じように書くにはまだ苦手です。(年齢的にはできるはずだけど若干苦手分野みたい。)字に限らず図形や絵も。
なので、8が斜めになりすぎているのをまっすぐと教えたところで、「何が違うの??」状態になっているかも。
明らかに違うとわかるもの、例えば4の上部分はくっつけないで開けるんだよ、とか、7は縦線が1画目だよ、ということは伝えてみようと思います。
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