早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

子どもの字が汚い。とある声かけだけで少し改善

子どもが鉛筆を持っているアイキャッチ画像

小学1年生が終わり、2年生になって1か月が経ちました。
1年間を振り返ってみると、授業にはついていけているようです。

 

ですが、字が汚い…
まだ幼いからとあまり気にしていなかった字の綺麗さですが、バランス悪い、はみ出す、場合によっては読めない…

 

字をきれいに書いてもらおうと色々試しました

わりと即効性があり、効果のあった2つの方法をご紹介します。

 

入学前にやっていてよかった勉強面のことに関しては、こちらの記事もご覧ください。

 
入学前にやっていて良かった勉強のこと
小学校に入学して数か月経ちました。実際に入学してみて、入学前にやっていてよかったことをご紹介します。

 

 

字が汚い原因とすべきこと

字が汚い原因はその子どもにより様々です。
主に下記のような原因があります。

 

①姿勢が悪い

姿勢が悪いと、字をまっすぐ見ることができていない状態です。
正しい文字の把握もできず、傾いた状態で覚えてしまいます。

 

もしかすると姿勢が悪いのは机と椅子の高さが原因かもしれません。
机の上面から椅子の座面までを差尺と言いますが「差尺=身長cm*0.55/3」が目安です。
身長120cmだと差尺は22cmですね。

 

あと、膝と肘は約90度が目安です。

 

②早く書こうとして丁寧に書いていない

子どもの大半がこれで、さらに男の子にありがち 。
早く書きたいので、丁寧に書けないパターン。

 

なぞりがきで、とめ・はね・はらいを覚えて書き順を正すことで、きれいに早く書けるようになります。

 

③書く前に文字の全体像がイメージできていない

物事を捉える力が弱い子だと、このパターンも。
字の大きさがバラバラになり、バランスが取れていない文字ができあがります。

 

なぞり書きをすることで、お手本との違いを見比べて自分の癖を知って正しましょう。
ただし、子どもによってはなぞるだけの単純作業になってしまうので、その場合は写し書きの方がおすすめです。

必要なのは、書く力よりもお手本を見る力。

 

④思ったように書けない

指の力や操作力が鍛えられていないと、鉛筆を動かすのが難しくなります。

これは運筆力を鍛えることで改善されます。

 

幼いころから運筆練習をしていた方が効果的ですが、遅すぎることはないので今からやりましょう。

 

 

字が汚いままの場合の悪影響

テストで点がとれない

線をまっすぐ書くことができず、斜めになるので、下手したら原型をとどめていません。
例えば漢字だと「田」や「目」が極端な台形になります。

 

正しい形で漢字が書けないので、テストで点が取れない場合があります。
先生によっては採点が厳しいよね…

 

手が疲れてたくさん書けない

高学年になった時に、板書が追いつかなくなります。
思うようにすらすら書けないと、それがストレスで鉛筆嫌い勉強が嫌いになる恐れも。

 

 

即効性あり!我が子に効果のあった2つの声かけ

「時間をかけて書いて」

実際に我が子をしばらく見ていて、一番の原因は丁寧に書いていないことだと思います。
ぺっぺっと書いているのです。

 

「丁寧に書いて」と言ってもうまく伝わらなかったので「時間をかけて書いて」と言ったら丁寧に書けるようになりました。

 

我が子はこれを意識すると、きちんと書けていました。

丁寧にかけていない時は、全部はらって書く傾向がありました。
止めるとこは止める、飛び出さないところは飛び出さないようにゆっくり書く、 と伝えます。

 

そう簡単には直りませんが、少なくとも意識できているな、丁寧に書いているな、という時は綺麗な字をかいています。

 

ポイントは「尖った鉛筆で、ゆっくり」

 

 

「かっくん」

丁寧に書いていないせいか、すべての右上の書くが丸いのです。
「中」「田」「間」「国」「回」などなど……

 

この角を「かっくん」するだけで、だいぶ見栄えがよくなりました。
バランスが悪くてもそれなりに見えます。

 

そして「きちんと角曲がって!」とか言うよりも「かっくん!」と言う方が、子どもも親しみやすいようです。
注意されているというよりも、楽しんで書けていました。

 

 

小さい頃からできる運筆練習のすすめ

綺麗な字をかくために幼いころからできる練習に、運筆練習があります。
鉛筆や指が思い通りに動かせるようになっていれば、とても心強いです。
(…と、小学2年生になった今思います。今さら…)

 

楽しく運筆練習できるドリルをご紹介します。

 

なぞりがき 凹凸書字ドリル

面白そうなの見つけました!
下に敷いた凹凸が無理なく誘導してくれるようになっています。
シリーズでSTEP1~4まであります。

 

迷路 なぞぺ~

迷路は運筆練習は「かっくん」の練習にぴったりです。
小学生には、幼児用よりも道が狭いものを選びます。
こちらのなぞぺーなら、ただの平面迷路ではなく、立体空間を学ぶこともできます。

 

 

3Dお絵かきブック

赤青鉛筆がついていて、それぞれ指定されたとおりに線を引くと、赤青メガネで3Dに見えるお絵かきブックです。
きちんと描かないと3Dにならないので、集中して線を引く練習ができますね。

 

 

まとめ

子供が綺麗な字を書くには、丁寧に書く癖をつけるのが一番のようです。

我が家では運筆練習もかねて「迷路なぞぺ~入門編」を購入しました!

 

できれば綺麗な姿勢、綺麗な持ち方で…と色々求めてしまう母心…

 

 

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