息子小学1年&3年生。地球儀を購入しました!
くるくる回して遊びながら眺めるだけでも日本の形や位置を覚えられるので、買うなら早めの導入がおすすめ!
地球儀って必要?
子どもが幼児の時は、紙の世界地図があればいいのだし、地球儀は必要ないのでは?と思っていました。
紙に比べて場所取るし。
ですが子どもが小学生へと大きくなるにつれ、必要!と思ったのは、平たい紙の世界地図ではわからない下記の点を、学校で学ぶ前から直感で知っておけるからです。
- 地球は丸い
- 地軸は傾いている
実際に私が子どもの頃には実家に地球儀があり、そのおかげか、上記に関してはなんの疑問もなく受け入れていました。
平たい地図で国と国を結ぶのに曲線書いてありますよね。
地球儀で見るとこれが実は直線(最短距離)のことだとわかります。
地軸が傾いて回っているというのを理解できていると、理科で標準時子午線や公転がでてきたときに理解しすくなります。
(※地軸が固定されていない地球儀もあります)
手元の地球儀があると、太陽と月の位置関係なども実際において理解するのに便利です。
春夏秋冬のときの太陽と地球の関係とか。
購入する時期は早ければ早いほどいいと思う
我が家では子どもが年長の頃、海外ってどこ?みたいな会話がよくありました。
保育園で英語に触れた時、お友達が旅行の話をした時、などに「海外」が登場するようでした。
自分たちが住んでるのは日本で、その外側には何がある?のかを説明するのに必要です。
この時すでに地球儀が手元にあれば説明しやすかったかも。(実際は口頭での説明になってしまいました)
小2の頃には、ナマステ〜とか言いながら帰ってきました。
小学3年生から外国語の授業が始まるので、それに向けて国の挨拶を授業でしたようです。
ただ、挨拶と国旗はわかっても、国の場所が全くわかっていないようす…
そしてし小学2年生の前期に、スーホの白い馬を学びます。(教科書にもよります)
初めて地球儀眺めていたとき、モンゴルを見つけて「ここかぁ!」と喜んでいました。
授業で知った知識を他で結びつけられたのが楽しかったみたいです。
このように、学校で地理を学び出す前から、世界に関する話が身近に出てくるので、もし地球儀を買うなら早めに購入しても良いと思います。
ちなみに小学3年生で社会科の授業が始まり、地図帳を持って帰ってきました。
地球儀の選び方
行政タイプと地勢タイプ
行政タイプは国ごとに色分けされているのが特徴です。
国の境目がわかりやすいので、国境線?何それ?くらいの年齢にもおすすめ。
地勢タイプは地形により色分けされています。
海の深い位置や、山の高い位置がわかりやすいので、地形に興味のある子はこっちの方がよいかも。
サイズ
一般的な地球儀は25~30cmが多いです。
子ども用として人気のくもんやレイメイ藤井の地球儀は25~30cmが大半です。
購入する際の表記では、地球の丸い部分の直径のサイズなのか、それとも台座を含めたサイズなのかを確認するのにご注意ください。
固定式か
地球儀は1軸で固定されているもの、2軸で固定されているもの、固定されていないものがあります。
1軸は地軸と同じ23.4度に傾いた状態なので、地球の自転がイメージしやすいです。
2軸や固定されていないものは360度回転できるので、あまり目につかない南極や北極も見やすいのが利点。
デジタル機能
地球儀は、ライトが付いたり、アプリ連動だったり、ペンタッチで音が出たりするものなど様々です。
こういうデジタル機能が不随したものだと価格が1万以上になってくるので、必要な機能と価格面のバランスでちょうど合うものを探してください。
デザイン
教育用の地球儀は青色が多いですが、地球儀の中にはブラウンベースのアンティークなものやモノクロデザインのものもあります。
インテリアを重視するならそういう地球儀を選ぶのもおしゃれですね。
公文の地球儀に決めた理由
我が家ではくもんの地球儀を購入しました。
その理由をご紹介します。
国引きがついている
地球儀が登場する日常シーンと言えば、くるくる回して遊ぶか、国の名前が本やニュースで出てきた時です。
探すのが大変だと特に地球儀を手に取ることもなく終わってしまいますが、すぐに見つけられると楽しい♪
実際に国名を見かけると、「タイ探そうっと」と地域の色と国名の色で子どもたちだけでさ探せていました。
「あったー!」の感覚が嬉しいので、また次も地球儀を取り出してみようと思えるようです。
冊子から国名をひく→冊子に載っている色を頼りに地球儀から探すという手順です。
兄弟でくらべると、やはり普段辞書引きをしていない次男は、冊子から国名をひく手順が手間取っていたようです。辞書引きの練習にもなりますね。
色分けで地域がわかりやすい
海の深さが色分けされているのも魅力的だったのですが…
メインで使う子どもたち、まだ日本を探すのもあやしく、今から地域ごとを学ぶので、色分けしている方がわかりやすいかなと、そちらを優先しました。
行政タイプと呼ばれるものですが、くもんの地球儀はさらに地域ごとにも色でまとめてあります。
さらに、地球儀の色と冊子の色も対応しています。
辞書引きになれていなくて冊子から国名をひくのに苦戦している次男も、色さえわかれば地球儀で場所を探せていました。
ちなみにカタカナをまだ完璧に全部読めないのですが、文字数や色で探せていました。
その他くもんの地球儀の特徴
付属の冊子にはクイズもついています。
世界で一番な長い川は?など、マニアックな内容ではなく、学校で学ぶ内容も。
また、冊子を地球儀と一緒においておけるように置き場所があるのもありがたいです。
近くに置いておくだけだとすぐなくなりそうですからね…
くもんの地球儀レビュー。子どもの反応
国探しクイズで盛り上がり
地球儀の形がそれだけで面白いようで、つかみはバッチリです。
やはり最初はぐるぐる回してみますね。
国名もほとんど知らない状態でしたが、冊子がついているので国名を探すクイズを開始していました。
子どもとすると、メジャーな国に限らずマイナーな国もクイズに出してくるのでなかなか難しいです。
ちなみにこどもの希望は国旗がわかることだったのですが、私は地球儀上がごちゃごちゃして見辛くなってしまうし、かならずしも国のうえに国旗が表記されているわけではないので国旗が載っているのは反対派でした。
これは、国旗が冊子に載っていたので、子どもと親の希望どちらもこれでクリアです。
ポリネシアって国じゃないんだ!
勉強になったのがこちらの例。
子がどこで聞いてきたのか、歌をうたっていました。
「みんなみんな集まれ〜…アメリカポリネシア〜♪」
ポリネシアってどこ?地球儀で探してみると…ない!
ポリネシアは国ではなく、ハワイやイースター等の島々の総称だそうです。
勉強になりました。
余談:Lサイズも出ました!
2022年3月、「知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀 L」が発売されました。
従来の球径20cmに対して、Lサイズは26cmです。
我が家では置き場所のスペースを考慮して20cmを買いました。
親は子はいいのですが、確かに字が小さいので祖父母は見づらそうです。
さらにLでは漢字にルビがつくなど見やすさもアップしています。
購入の際はサイズにご注意ください!
その後
購入からしばらく経ちましたが、今でもたまに「クイズしよ~」と言って地球儀をもってきます。
冊子と地球儀をセットでおいておくことで、単体でクイズ遊びでできるのがいいかんじです♪