早生まれっ子のおうちで勉強対策

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子どもの音痴の治し方

小さい頃から演歌?という歌を口ずさんでいた我が子。

小学生になって学校で覚えてきた歌を歌うのですが…うん、はずしてるね。

どうやって我が子の音痴を直せばいいのか?
かっこうを歌えるようになった方法をご紹介します。

 

音痴の種類

音痴にはリズム音痴や音程音痴など種類がありますが、今回は音程音痴について考えます。

音程音痴は大きく2種類。

特徴と対策方法はこんなかんじです。

音痴のパターン2種類を図解

 

 

自覚あり:正しい音程で言えていない

後天的な音痴。運動性音痴。
のど音痴ともいわれます。

必要なのは発声の練習。

声帯をうまくコントロールできないことが原因。

日々の発声練習によって改善します。

 

 

自覚なし:正しい音程を聴き取れていない

先天的な音痴。感覚性音痴。

必要なのは聴く練習です。

楽器でひとつひとつの音を確認しながら「音程を認識する」必要があります。

 

 

音痴をなおす方法

一般的に多いのは運動性音痴の方。
今回は、発生練習に重点を置いてみていきます。

音痴をなおす方法の図解

 

 

音を覚える

まず音の高さを覚えるのが大事です。
音と音の高さの差も。

 

具体的には、「ドレミファソラシド」を歌う、音を出した時の腹筋や喉の使い方を体で覚えるというものです。

 

人に聴いてもらって、同じ音が出せていない場合は感覚性音痴の可能性があります。
他の人に高い低いを教えてもらいながらしましょう。

 

 

1フレーズずつ練習

長いフレーズで練習すると、どこがどうなのかわかりづらいので、短く区切ります。

  1. 1フレーズピアノで弾く(聴く)
  2. 頭で歌う(音をイメージする)
  3. 実際に声に出す

自分の出す音が違うことに気づけない場合は、録音して聴いてみるのもいいでしょう。

後述しますが、我が子はこの練習方法が一番効きました。

 

 

隙間時間にはハミング練習

ハミング(鼻歌)は息の勢いをあてにできないので、声帯のコントロール練習に向いています。

イメージした音と違う音が出てしまう場合は、声帯を鍛えてみましょう。

 

 

子どもの場合は体と連動

子どもの場合は、頭で考えて治すのは難しいです。

体と連動して覚えるのもおすすめ。

 

例えば「ド→ソ」と歌う時、「ソ」で椅子から立ち上がってみるとか。

ドレミファソラシドと共に階段を昇り降りしてみるとか。

身体を動かすのが好きな子ならノリノリで楽しくやってくれるはず。

 

 

我が子の場合は「音の流れを覚えるのが苦手」だった

学校で学んだ「かっこう」。

息子が歌っていた音程をざっくり音階にするとこんなかんじ↓

「ソミソミ レドレシ ミミファソミ ファファソシファ」

正しくは

「ソミソミ レドレド レレミファレ ミミファソミ」

息子の歌う「かっこう」と正しい歌の楽譜の比較

 

伝わるでしょうか・・・

耳で覚えるのが苦手なのか、最初の頃は「ソミソミ レドレファ〜」とか、上がったり下がったりもぐちゃぐちゃでした。

 

同じ音なのか判断が苦手なようです。

中でも最後までできなかったのは、「レドレドで同じ音に戻れない」という点。

 

我が子は、CDに合わせたりピアノに合わせたり、主旋律があってそれに合わせるのはできます。

先述した音程音痴の、どちらのタイプなのかもはやわかりません。

しかしとりあえず聴く能力はありそうなので、なんども繰り返し練習することにしました。

 

結果的に、我が子は「歌を聴いて覚えておくのが苦手」なタイプだったようです。

聴く → 頭の中でイメージする → 歌うという練習を何度も繰り返していると、どんどん音程が取れるようになりました。

(ただし、三拍子に乗れないというリズム音痴はまた別問題…)

 

 

まとめ

息子が音痴をなおした方法の図解

我が子の場合は何度も同じ曲を繰り返すことで、音痴はなおりました!

ただ、レドレドが同じ高さの繰り返しと言っても、理論上のことはわかっていないようです。


そして、原因が元の音を覚えるのが苦手なせいなので、新しい曲になるとまた音痴です。

同じように、他の人よりも何度も何度も短く区切って聞いて、覚えていきます。

楽譜が読めるようになればまた変わるのかな…?

 

 

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