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2週間で縄跳びが跳べるようになった、ステップ練習方法

地面においた子ども用縄跳び

小学1年冬になっても縄跳びが上手く跳べない息子。

保育園の時から跳べているお友達もいましたが、成長すれば跳べるようになるだろうと思っていました。

でも小学生になっても跳べないのは変わらず、授業で縄跳びをすることがあっても、跳べない子に教えるようなことはしてもらえていない様子。

 

放っておいても上達しなさそうだったので、家でやることにしました。

 

2週間休みの間に庭と室内において練習して2〜3回跳べる&今後連続跳びできる雰囲気になったので、その練習方法をご紹介します。

実際に縄跳びを使った庭での練習時間は、毎日ではなく、できた日でも30分程度です。

 

 

縄跳びを跳べない息子の問題点

跳べないというより、そもそも間違った跳び方で覚えていたと思います。

縄跳びが跳べない跳び方の図解

  • 地面に縄を叩きつけるようにしている(縄に力を入れるタイミングがおかしい)
  • 勢いよく回る縄に合わせて飛ぼうとしている
  • そのため、飛ぶのが間に合わず膝も曲がっていって3回目ほどで尻餅をつく

 

本人曰く3回は跳べているのです…でもそれを跳べているというのか否か…

 

縄跳びを飛ぶのに必要なこと

既に跳べているとあまり意識しないのですが、息子が縄跳びを跳べるようになるために、何ができていないか確認しました。

以下、行った確認方法です。

 

  1. 縄を一定に回す(手) ←縄跳びを片手に持って一定に回せるか
  2. リズムよくとぶ(足) ←母と両手を繋いでその場でリズムよくジャンプを続けられるか
  3. 手と足のタイミングを合わせる ←エア縄跳びで手足のタイミングが合っているか

 

母基準では、息子は3つともできていませんでした。

片手回しでは、腕全体が大きく動くので縄が身体の横ではなく前を回ります。

母と両手を繋いでジャンプでは、思い切り飛びすぎて数回でバランスを崩し、同じように跳び続けることができません。

エア縄跳びでは、タイミングが逆とかではなく、回す数と跳ぶ数が一致していませんでした。

 

最初は力が有り余ったような状態でしたが、下記の方法をやることで、

手ができる・足ができる→手と足を合わせる

の流れでできるようになりました。

 

 

実際にやった練習方法

縄跳びを跳ぶ人形

  1. 手のみ練習(回す練習)
  2. 足のみ練習(ジャンプの練習)
  3. エア縄跳び
  4. 1回跳び

エア縄跳びまでであればなんとか室内でもできます!

 

手のみ練習

ここでの目標は、片手だけで縄跳びをリズムよく回し、手首だけで回すコツをつかむことです。
一人ですると体を傾けて力一杯回そうとするので、最初は後ろから私が手を重ねて、手首だけで回すイメージで一緒に回しました。

縄跳びがないよりは持った方が、縄の重みが回る感じや、地面にパシっとつく度合いも身体で覚えることができます。

 

左右同じことをやります。


練習する前は自分の前に縄がきて斜めの回し方になっていましたが、少しずつマシになりました。

完璧に身体の真横では回せていませんでしたが、最終的には両手で持つことで変わってくるかなと思ったのでそこは許容範囲です。

 

 

足のみ練習

ここでの目標はつま先で軽く跳べるようになること。

練習前は全身で力一杯跳んでいて、いずれ授業でも始まる持久跳びのことを考えるととても無理でしょう…という状態でした。


感覚を掴むために、最初は私と手を繋いで、リズムよく跳びます。

ただしこの方法、私が早々に疲れるのであまりたくさんはできません。

 

何度かやっているうちに、「こうじゃない、こう?」と軽く跳ぶ違いを掴んだようでした。

 

 

エア縄跳び

手も足も動かして、エア縄跳びです。
縄がないため、引っかかって強制終了することがないのがメリット。

ここではタイミングの確認が目的で、手が下に来るタイミングに跳べるように合わせます。

 

息子は最初、手と足の動きが1対1(もしくは1対2)にはならず、嚙み合っていませんでした。
その場合はスローでやります。

コツは手と足を一緒に動かし始めないこと。

 

手が下に動くタイミングで足は上に向かってジャンプすることになるので、頭で考えすぎるとパニックです。

 

 

 

1回跳び

エア縄跳びでなんだか違和感がなくなってきたら、1回だけ丁寧に跳ぶのを目標にやってみます。
息子はとにかくいっぱい跳ぼうとしていましたが、まだその段階ではありません。

 

まずは、1回跳ぶよりも前に、頭の上を回して前に持ってくるまでの練習です。
振り下ろす時に力を入れてしまう癖を直すため。

この時は、とりあえず跳びません。
1周回そうと思わなくていいのです。

 

息子の場合とにかく勢いだったので、落ち着こう、ゆっくりゆっくり…と何度言ったことか。

 

ゆっくり落ち着いて縄を自分の前に回しておろすことができるようになったら、次の段階。

自分の前に来た縄をそのままジャンプしてみます。

 

息子の場合、最初は腕を回すと同時にジャンプしていました。
これを、縄が前に来るのをみてからジャンプするように直します。
(厳密にはそれでは遅いけど、1回をゆっくりしてる時はこれで十分)

 

足の裏から斜め後ろまでは縄が慣性の法則で勝手に移動してくれるので、これができれば連続で飛ぶのはもうちょっとなはず!

 

縄を回すスピードは落ち着いてできるようになっていたので、「それ!」「いまっ!」とか言いながらタイミングを覚えました。

1回跳べるようになる頃にはそれなりに連続で跳べそうな未来がみえてきました。

 

 

練習に向いているのはロープは縄跳び

縄跳びには色々な種類がありますね。

小学校用で使用しているのは、ビニールの縄跳びではないかと思います。

 

息子のように1回跳ぶことから練習する場合は、ロープの縄跳びで試してみるのもおすすめです。

と言うのも、それぞれ特徴があるのです。

 

ロープ→重さがあるので回す感覚が掴みやすい。

そのため、初めての跳ぶ練習にはビニールよりもロープが向いています。

幼児期に購入するのであればこちらがオススメ。
引っ張っても切れにくいし太さもあるので、電車ごっこなどロープ遊びにも使えます。

 

 

ビニール→軽くてスピードが出しやすい。

二重跳びなどはロープではむしろやりづらく、こちらがよいです。
安定して跳べるようになり、色々な跳び方を覚えだしたらビニール製が向いています。

 

 

まとめ

力加減とタイミングを見直して、休みの2週間で2~3回は跳べるようになりました。

 

力一杯回せばいいってもんじゃない!
大事なのはタイミング!

 

このタイミングで体が覚えれば、連続跳びもできるようになるはず!