早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

小学1年生で習う内容と、それに備えた年長さんのお勉強

小学校入学式後の教室


"小学校入学後に苦労させたくないから、今ある程度やっとこう"と取り組みだした入学準備としての幼児学習。

当初、そもそもどこまでできればいいのか?何を目指せばいいのか?謎でした。

 

そこで、小学1年生で習う範囲をだいたいの目安にしようと調べてみることに。

基準は一応公立の小学校。

 

色々なまとめサイト文科省のサイトを拝見した結果、こんな感じに解釈しました。

 

 

国語

夏休み前までにひらがな終了

4月から夏休みに入るまでに、ひらがなの読み書きは終了するようです。

学習内容はざっくり下記のかんじ。

  • ひらがな読み書き(5月中くらい)
  • 音読
  • 文章の作成(を・に・ととか使い分け)

 

夏休み明けからカタカナは数日で!?

夏休み明けからはカタカナや漢字が始まります。

運動会などイベントに忙しい2学期。

驚いたことに、カタカナは数日で終わってしまう先生もいるそうです 汗

  • カタカナ
  • 漢字80字
  • 作文の作成(200文字以上)

 

一般的に入学前にできたほうが良いとされていること

できた方がいいというか、実際できてる子の方が多いので、できてる方のペースで進んでしまうようです。

不安なくついていくためにやっておきたいこと。

  • ひらがなは読み書きできる
  • カタカナもほぼ読み書きできる
  • 自分の名前を読める・書ける

 

 

算数

夏休み前に足し算引き算が始まる

国語に劣らず進むスピードがはやい印象です。

  • 1から10までかく
  • 0の足し算引き算
  • 「□□から〇番目」
  • 「〇個目」と「〇個」の違い
  • 10以内の合成と分解
  • 足し算引き算
  • 時計

 

夏休み明けから2桁になる計算も

後半には文章題が始まるため、よみかきも追いつけていないと問題が読めないことに…!

  • 繰上りの足し算
  • 繰り下がりの引き算
  • 3つの数の足し算引き算
  • 形について
  • 文章題

 

一般的に入学前にできたほうが良いとされていること
  • 1から10まで理解していてかける
  • 10までの合成分解がほぼできる

 

 

英語

新学習指導要領により小学3年生から授業が始まる

2020年から新学習指導要領が全面実施になることで、現在英語活動を小学5年生からにしている小学校でも、英語活動が小学3年生から前倒しになるそうです。

ただし、テストや成績付けなどはなく、外国語に慣れ親しむという準備段階な様子。

 

我が家で予習するなら、英語に慣れ親しめるように
  • 英語という日本語以外の言語があることを知る
  • 英語を聞きなれる
  • 知っている単語を増やす 

 

 

理科

授業で扱われるのは小学3年生から。代わりに生活科がある

生活科の内容は先生によると思いますが、地域や自然との触れ合い、教室外に出ての活動や、調べ物なイメージのようです。

 

我が家で予習するなら、実験的なことがしたい
  • 植物を育ててみる(ミニトマトが初心者向けで最適らしい)
  • 季節の自然について春夏秋冬があることを認識
  • 影絵遊び(実は奥が深い。太陽の高さとか直感的に理解できるようになる)
  • 風の動き(ヨットとか風車とか)
  • シャボン玉(液から作るとか、大きいのとか)
  • 簡単な料理(科学変化(固まるとか)を伴うもの)

 

 

社会

授業で扱われるのは小学3年生から。代わりに生活科がある

理科と同じく、後々社会や理科に繋がるような力を育てるようです。

 

我が家で予習するなら、普段の生活に関する知識を増やす
  • 道路標識を学ぶ
  • 昔の生活のことを知る
  • 季節の行事に親しむ
  • 1日の家事を母とやってみる
  • 非常時などの行動の確認
  • 自転車に乗る練習

 

 

体育

内容は先生によりバラバラ。ただし、文科省によるガイドはある。

学習する内容は、文科省によると以下な感じ。

文部科学省:小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック

  •  マット(いろんな方向に回転)
  • 鉄棒(やさしい回転とぶら下がり)
  • プール(浮く、もぐる、水中で息を吐く)

 

我が家で予習するなら、 夏はプール遊び程度は行きたいな
  • プールで水慣れ(目を開けて数秒潜れる。身体を伸ばしてバタ足できればなおよし)
  • なわとび
  • 鉄棒(一人で上がり降りできる。豚の丸焼き、くの字で両手はなし、ぶらぶら)
  • マット運動(前転やブリッジ)

 

 

音楽

まずは楽しむこと、そして表現力を養うことが1番

先生によりますが、まずは楽しむこと、そして表現力を養うことが1番の様子です。

途中から鍵盤ハーモニカが登場するので五線譜が読める必要が出てきますが、一応一から学校で教えてくれるようです。

 

我が家で予習するなら、楽典も少し取り入れたい
  • いろんな歌をうたう(きかせる)
  • 歌う音程があまりにもひどい場合は考えよう…
  • リズム感を養う(手拍子とか)
  • いろんな楽器に触れる
  • 簡単な楽譜を読めるようになる

 

 

図画工作

物事を造形的にとらえる力や、創造力を養う

こちらも具体的な内容は先生次第。

物事を造形的にとらえる力や、創造力を養うようです。

 

我が家で予習するなら、好きなことをさせてあげられるように準備する
  • 身の回りのものを絵に書く
  • たくさん工作する

 

 

見解:最初の時間割の大半は算数と国語

国語と算数以外は明確に正解・不正解がつくものが少なく、具体的な内容も先生によって違いそうです。

そのため、やはり入学前は国語と算数に重点が行きがちなのもわかります。

 

子供の頃のことなんか忘れていたけど、小学1年生の最初の時間割の大半は算数と国語だそうです。

1日に2時間も3時間も算数があったりする…

 

今のところ、保育園でやっているもの以外に関しては、国語と算数以外ノータッチです 汗

ただ社会・理科に関しては、子供の「なんで?」ブームのときにそれっぽいことをしていた気がします。

朝シャッターが閉まっていて部屋の中が暗かった時、「なんで朝なのに朝じゃないの?」(光の遮断)とか、車に乗っている時、赤色の点灯信号で、「赤なのに止まらないの?」とか。

こういう日々の気づきは、時には難しい質問の時もあるけれど、真剣に答えてあげたいなと思います。