ネットサーフィンしているときにたまたま見かけた表紙のスクショ。
1ヶ月後に小学校入学を控えた子供を育てる身として、まさに今じゃないか!と思って気になり、手にしました。
具体的に各教科で最低限しておくことが書いてあるのかな?
親の勉強へのかかわり方が書いてあるのかな?
理科で水族館に行こうとか、社会で博物館に行こうとか、経験を積もうっていうことかな?
何にしろ、後から「もっと早くに知っておけば・・・」と後悔するのが嫌だったので読みました。
ちなみに「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと」という本もあります。(まだ読んでいません)
似たようなタイトルで「小学校に入学後、3年間で親がやっておきたい子育て」というのもありました。気になる。
本の概要
先に結論。
私がこの本から読み取ったことは、「読書しよう!遊ぼう!」でした。
この他にも、家でどのくらい学習するべきか、などの話も載っていましたが、そのあたり私にとって特に新しい情報はありませんでした。
読書がなぜ大事なのか、この時期の読書が高学年になった時どのように影響してくるかや、おすすめ本が何冊か紹介されています。
また、高学年になってくると放課後の時間がとりづらくなってくるので、毎日思いっきり遊べるのは低学年の今だけ。
個性や、「楽しい」という感覚を伸ばそうよ、というかんじです。
読んで心に残ったこと
時間を気にせず世界観に浸れる読書
どんな場所へでもどんな世界へでもいける読者は、ある意味大きな経験ではないでしょうか。
子供の頃は、今よりも熱中して物語の中に入り込んでいた気がします。
本だけじゃなくて映画とかでも。
大人になったいまは、面白い本であればもちろんずっと読み続けていられるのだけれど、どこか現実を見ているというか・・・家事の時間にも追われますしね。
また、読書は国語力を育てるのにもいいと言われます。
ただし、読者=国語のテストでいい点数とはいかないようです。
【引用】
国語力のある子は、テストの設問を、問題文の文章の中から考えるのではなく、自分の経験を通して直感的に考えてしまうことがあります。
国語の問題文って、なぜか登場人物の気持ちになって考えようという風に教えられます。
ですが、実際には同じ気持ちになって想像とかしちゃうと、微妙に違う言い回しになってしまって模範解答とずれてる・・なんてことに。
正しくは文中から抜き取る力なんですよね。
この読書によって身に付く国語力と、国語のテストでいい点をとる能力はちょっと別だなーと思いました。
さらに、物語だけではなく、説明文の本を読む必要もあるよ、と書かれていました。
確かに。
中学生になった時に差が出てくるようです。
遊びで経験しておくと自信に繋がる
私自身は、子供の頃家で包丁を使うことほとんどありませんでした。
そのため、家庭科で使う包丁を使った実技は苦手・・・というか、やり方がわからず、食わず嫌いならぬやらず嫌い状態でした。
ついでに、地図を見て歩くオリエンテーションも苦手。
これが例えば、家で日頃から母と一緒にご飯作りをしていたり、地図を見ながら歩くという経験を授業以外で事前にしていれば、苦手意識なく楽しく取り組めたのかな、と大人になった今思います。
逆に、普段外で遊びまわっていたので山の中を散策する授業は好きだったし、裁縫の授業も、家で裁縫をする母に何度か教えてもらっていたので苦手意識はありませんでした。
机に向かう勉強とは別に、学校での実技を楽しむために、遊ぶ時間が大事だなと実感しています。
まとめ
中学生になってからでは、時間も制限されるし、周りの目を気にしてダイナミックな遊びができなくなったり、虫が嫌いになって自然遊びをしなくなったり・・・
小学校低学年だからこそできる、「没頭できる読書」と「自然と関わる遊び」、取り入れていきたいなと思います。
幼児の間は危ないかな、と思っていたアスレチックや夜間の天体観測など、できることも増えるのでお出かけも楽しみです♪