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あさがおの種ってどこからどうやってとるの?小学1年生夏休みの宿題

夏休みに入るにあたり、小学1年生の息子が、学校で育てたあさがおを鉢ごと持ち帰ってきました。

配布された夏休みの宿題プリントには「種を収穫してみよう」という文字が。

あさがおの種ってどうやってとるの?
息子に聞いてみるも、わからなーい、とのこと。

小学生の時に学んだはずだけど、覚えていない!
これを機会に調べたり息子と一緒に観察したりしたので、記録しておきます。

 

 

観察:花は1日で枯れる

基本的にあさがおは朝咲いて、夕方にはしおれていきます。
とは言っても雨の日や暗い日には夕方くらいまで開いたままのものもいましたが。

 

咲いたと思ったらすぐに枯れてしまうのでさみしいですが、次から次へと咲くので大丈夫です。


のちに紹介する色水遊びのためにしおれた花を集めだしてからは、むしろ息子は咲くのよりもしおれるのを待っていました 汗

 

失敗談:一度枯らしてしまったけれど復活

学校から持ち帰った当初、家での水やりの習慣が定着していない私と息子。
案の定水やりを忘れつづけ、枯らしました・・・

 

半分あきらめつつも、若干まだ緑の箇所があったので水やりを始めました。
すると約2週間かけて、復活してくれました!
あきらめなくてよかった。

 

 

あさがおの成長:種は、花の後に咲く(画像)

渦巻き状のつぼみが、咲いて、枯れた後に根本に丸いものができます。

つぼみから種になるまでのあさがお

 

それが茶色くカラカラになってから取ると、種を収穫できます。

収穫したあさがおの種

 

丸い袋を破ると、コロンとした種が複数出てくるのが我が子は楽しかったようです。

 

とった種はしっかりと乾燥させて(どのくらいかわからないのでなんとなくで)、袋に入れて来年まで保存します。

 

…こんなに必要かしら?

 

 

おしべとめしべ

おそらく小学5年生くらい?で学ぶのかな。ざっくり花の構造を復習です。

小学1年生に説明するためにかなり簡単にしています。

あさがおのおしべとめしべを説明するイラスト

 

花粉(粉みたいなの)を作るおしべと、種の元となる部分(めしべの下の方)をもつめしべがある。
あさがおは、おしべとめしべが1つの花にどちらもある両性花。
(別々の花にあるあさがお以外の植物もあるよ。)

あさがおは、主に花が咲くときに受粉(花粉がめしべにつく)。

受粉したら、めしべの下の方で実ができて種ができるよ。

 

とりあえず我が子に知っておいて欲しいのは、「おしべとめしべ?ふーん」くらいでしょうか。

 

実物がこちら。

あさがおの構造が見れるように花を切り開いたもの

おしべとめしべがそっくり!
切り開いて根本を確認するまで区別がつきませんでした。

 

あさがおを活用して遊ぶ

教科書や絵本で、あさがおを使った遊びがあることを知った我が子。

やりたいと言うので、やってみました。

 

色水遊び

枯れた花を摘んで、できるだけ色のあるところだけ切って、ジップロックに水と共に入れて揉む。

あさがおの花を水と一緒に揉んだ状態

今回は枯れてからだいぶ時間のたった花が多かったです。
くすんだ紫になってしまいましたが、枯れた直後の花だともっと綺麗に色が取れるのかもしれません。

 

枯れた花6個くらいに対して小さじ2ほど入れました。
見た目よりも薄い色で出るので、水少なめがよさそうです。

その後、画用紙に筆でお絵描き!

あさがおの色水で画用紙にお絵かき

もっと色が取れそうだったので、さらに追加で水を小さじ2ほど入れて揉みもみ…

 

習字用の半紙を折って浸し、破れないようにそろっと広げて乾かします。
半紙は、以前家で金魚すくいをするために100均で購入したものが残っていました。

あさがおの色水に半紙をつけているところ

なんちゃって色水染!

あさがおの色水で模様をつけた半紙

 

水分が多すぎたのか、半紙だとしみていました。

障子の紙がある場合は、そちらの方が破れにくいのでいいようです。

 

 

 

押し花(失敗談)

すでに元気のない花だったのですが、あさがお遊びに勢いづいて、押し花も作成しました。

あさがおの押し花

 

…あんまり綺麗じゃないですね。

次回はちゃんと綺麗に咲いている状態で残します。
もしくは、花の下の部分は広げる時に切っちゃってもいいかも?

 

【▼後日追記】

リベンジしました!

あさがおの押し花をきれいに広げたもの

写真撮るのが下手だけど前よりは上出来です!
花の下の白い部分は時間が経つと茶色くなってしまうので、白い部分を思い切って切り取ってしまうのがいいみたいです。
(変色しない方法があるのかもしれないけれど・・・)

ラミネートに貼り付けるときに静電気で失敗しましたが、下の部分を切っていたことできれいに丸く開いてくれました。

【▲後日追記】

 

 

とはいえ今回は息子に初めて押し花のやり方を見せるのが目的。

キッチンペーパーに、綺麗に広げた花を挟みます。
さらにその上から新聞紙で挟み、平な場所において図鑑など平らな重しをします。
これで1週間ほど放置。

押し花を作るために使用した図鑑

 

息子、1週間も我慢できず、途中でめくっては「まだ?」と確認していました。

 

十分に水分が抜けたら、ダイソーで購入した、機械なしでできるラミネートに挟んで完成!

 

本当ならこれから栞とかにするのだけれど、あさがおの花が大きい。
何に使おうかな?

 

 

まとめ

小学校で育てるものは学年ごとに違うようなので、おそらく来年はあさがおではないのでしょう。

 

来年春に忘れていなかったら、今年取ったあさがおの種を家で植えてみるのもいいかもなぁと思っています。

 

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