早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

筆圧が強すぎてすぐに疲れてしまう子供。鉛筆のグリップを付けてみたレビュー

子供が字を書くのを見ていて、気づいたのですが、筆圧強くない・・・?

筆圧って自然と治るものなのかな?手が疲れる以外にも悪影響があるのかな?

色々と調べた結果、対策の一つとして、グリップが正しく鉛筆を持つ補助になるようです。

鉛筆にはめるグリップを試しに購入してたので、レビューします。

 

 

きっかけと筆圧が強いことによる懸念事項

筆圧が強いと気づいたきっかけ

5歳上の子、こんな特徴があります。

  • 色塗りした絵の色がすごく濃い
  • 鉛筆の先がすぐ潰れる
  • 手が疲れるのでドリルなど絵で色塗りするのがあると思うように進まなくなる

力が入っちゃってるなぁと感じるのは特に色鉛筆の時です。

他にも普段から、体操などしていて変な力の入り方が気になったりすることもあります。

手先は器用な方だと思うんだけどな?

 

筆圧が強いまま育った場合に起こる弊害
  • 手が疲れて集中力が切れる
  • ペンだこができて痛い
  • 消すのが大変
  • 書くのに時間がかかり、問題を解くのにも時間がかかる
  • ノートを書くのが嫌になる

 

これらの問題点は小学生頃から目立ってくるようですが、 小学校でそういう問題が起きていても親は気付きづらいのではないでしょうか・・・

 

「KUTSUWA プニュグリップ」とは

KUTSUWAのプニュグリップ

今回購入してみたのは、「KUTSUWA プニュグリップ」です。

鉛筆をはめて使うグリップ。
指を置く場所にくぼみがあり、素材は柔らかく、正しい持ち方が身に付くのを特徴としています。

素材はエラストマーというもので、ゴムのようなものです。
シリコン・・・よりは柔らかいかな。

 

シリーズが色々あるようですが、「プニュグリップ(右手用)」というのを選びました。

 

amazonで4つ入り178円を購入しました。
店舗だったらもう少し安く売っているかも。

 

 

グリップの使い方とつけられる鉛筆について

使い方

最初気づかなかったのですが…ちゃんと見直したらパッケージの裏に説明がありました。
・△の印が親指と人差し指の間にくるように持つ
・外す時は鉛筆を回しながらするとやりやすい

プニュグリップに付いているマークの拡大

中指に当たるところが少し小さい。

正しく持つとそれぞれのくぼみに指がはまるように収まりました。

 

装着できる鉛筆の種類

プニュグリップと様々な種類の鉛筆

左から、六角鉛筆、三角鉛筆(細)、三角鉛筆(太)です。
それぞれはめてみたところ、一番右側の太い鉛筆には入りませんでした。

 

たくさんある色鉛筆につけてみた

まず筆圧や塗り方が特に気になる色鉛筆につけてみました。

付けてみたけど…塗り方は特に変わっていないような…?

それよりも、子供がつけはずしするのは大変なので、その都度付け替える色鉛筆は無理がありました。

素材がシリコンみたいなのなので鉛筆にフィットし、すぽんっという感じでは抜けず、うにうにずらしながら外す必要があります。

 

子供が普段使う鉛筆につけてみた

プニュグリップとキャップを鉛筆に付けた

キャップがぎりぎり

パッケージの写真を見るとプニュグリップをもう少し下側に付けているけれど、そうするとキャップが入らない・・・

 

 3歳と5歳の子供使ってみた

下の子3歳:持ちやすくはなった

持つ位置の目安にはなるけれど・・・

まだ2本指で持つと力が足りなくて塗れないらしく、結局持ち方矯正にはならなかったです。

でも握る部分が太くなったので持ちやすそうな雰囲気はある。
親の気のせいかな?

 

上の子5歳:筆圧が強いの変化した?

上手に使っています。でも、何か変わったかと言われると、使う前ととくに変わっていないような・・・


矢印が見づらく、持つ位置を確認するのが面倒なようです。
本人に持ちやすいか聞いてみると、

「あってもいいし、なくてもいい」

だそうです。

 

メリット
  • 滑らないし、親が持った感じフィットするので慣れれば使いやすそう
  • 丸くてつるつるの鉛筆などによさそう
  • シリコン?なので細い鉛筆でもすぐにずれたりしない(たまたま家に会ったもう一つのグリップはマーブル鉛筆ではすぐずれていたので)
  • デザインの種類が意外と多いので見た目楽しめる

 

デメリット
  • 素材がゴムなので一瞬で濁った色に汚れました 笑
  • ねじったりして遊んじゃってた
  • 太めの三角鉛筆には入らない(←縦に切込みを入れて横からはめるという荒技がネットで紹介されていました)
  • 付け替えたり電動鉛筆削りを使ったりする時にははずさないといけない(短いシリーズもあるので、これの方がまだ外しやすいかも)
  • 付ける位置は親が調整してあげないといけない

 

 

ちなみにその他の子供の筆圧対策

今回はグリップを試してみましたが、他にもいろいろと対策方法があるようです。

  • 柔らかいものをつぶさないように持つ
  • 小指が伸びていないか?キュッと握る
  • 書くときに真上からではなく斜めから見る(正しい姿勢で書く)
  • 鉛筆を6Bとか濃いものにしてみる
  • 指の力をコントールするため、ボタンの開け閉めやリボン結びを練習

 

最後の日常での訓練については・・・

保育園ではボタン禁止のため、ボタンの練習をすることはほとんどありませんでした。カーディガンなどでボタンをする機会はあったけれど、本人時間がかかるのが嫌らしく、あまり好んで着ません。
なので、練習するならパジャマをボタンものにするとかかな。

 

夏のパジャマは甚平なので、リボン結びの練習ができています!

 

 

まとめ

プニュグリップの使用感を思い返すと、小学生向けなのかな?という印象でした。

でも四角いハードペンケースに入れると蓋が閉まらないんじゃないかな・・・?
今の小学生はペンケースは自由なのでしょうか?


肝心の筆圧については、今のところ、グリップのおかげで変わった!という変化は見られません…残念
でもこれで正しい持ち方が定着することで、筆圧も自然に治っていくといいなぁ。

とりあえず兄弟それぞれの鉛筆に1本ずつと、マーブル鉛筆がつるつるで丸くてすべるので、それにつけようかと思います。