早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

5歳0か月でプログラミング学習。幼児にもおすすめ、初めてのスクラッチジュニア(ScratchJr)を使ってみた

読み書き・算数の進み具合が停滞してきたので、何か他の科目を取り入れることにしました。

理科や社会は外に出てやりたいことが多かったので…
時期的に家の中でできるプログラミング学習をしてみることに。

 

我が家で5歳のプログラミング学習に選んだのはスクラッチジュニアというアプリ。
初めて親と共に触った時と、親なしで実質一人で初めて取り組んだ時の様子をご紹介します。

 

 

クラッチではなくスクラッチジュニアにした理由

クラッチジュニアとは、幼児でもプログラミングのできるアプリです。
NHKで番組をやっているスクラッチについては知っていて、いつかはさせてみたいなぁと思っていました。

そんな時、スクラッチジュニアというものがあることを知ったのです。

 

クラッチの対象年齢は8~16歳くらい、対してスクラッチジュニアは5~7歳が想定されています。

 

  • パソコンではなくタブレットでもできる(2020/5時点でiPadAndroidタブレットで利用可)
  • ひらがなやカタカナが読めなくてもできる
  • 後にスクラッチをやらせるつもりなので、同じシリーズで
  • 無料でできるので教材費もかからず、苦手だった場合もすぐやめて切り替えられる

重なり順の変更や、複雑なif分岐などはできないようですが、そんなシンプルなところが子供(幼児)向け!

 

参考:ホーム - Fun ScratchJr - 子供向けプログラミングアプリScratchJrでたのしく学ぼう!

 

 

5歳0か月。初めてアプリを触った日、飛行機が雪の中を飛びました

スクラッチジュニアで5歳が作成した画面

クラッチジュニアで5歳が作成した画面

 

子供に見せる前に事前準備、母操作してみた

アプリをインストール後、母がまず一通り触ってみて画面構成と基本操作を把握します。
・・・直感的な操作は子供の方が得意かもしれない・・・

とりあえず保存は自動で行われるし、押してしまわないよう注意が必要なもの(広告)も特にないことがわかりました。

自由に触らせても問題なさそうです。

 

 

子供と一緒にサンプル動画を見てイメージをつかむ

まず、導入のためのいいサンプルがあったため、子供と一緒に見ます。

 

街中を車がまっすぐ進むだけのプログラムです。
動画説明2分程度なのですぐにできます。

「これから同じことするからね」と伝えてから見たので、我が子興味津々。

YouTubeリンク→ScratchJr - かんたん!ドライブしよう

 

 

画面を見せながら母がやってみせる

動画を見たあと、アプリの画面を見せながら、説明しながら、母がまず作ります。
子供、早く自分も触りたいのに我慢です 笑

「次は一人でやってみてね」と言ってからやったので、ちゃんと我慢できました。

 

 

子供に任せて同じプログラム作成

そのあと、子供が実際にやってみます。

子:「この次は?どうするの?」

母:「次これじゃない?」

指示は出しても画面を触るのは子供自身。
触らないと覚えないですからね。

 

この時息子5歳0か月。
ばっちりプログラミングできました。

好きなキャラクターを選んだので、雪の中を飛行機が飛んでいます。


興味津々でまだ触りたそうでしたが、下の子もいてぐだぐだになってきたので残念ながら一通り作っただけで終了。

 

 

1か月後に復習。前に行ったことを覚えていて、さらにレベルアップ!

前回から約1か月後頃、下の子お昼寝中に「ねこさんのやつ(スクラッチジュニア)する」というので自由にさせてみました。

母驚いたのですが、前にやった

  • 背景追加
  • キャラクター追加
  • キャラクターのサイズ変更
  • 矢印で動く命令
  • 動く範囲数字の変更(小さい数字ならもうわかる)

を覚えていました!子供の吸収力すごい。

(スタートの合図、旗は忘れていました)

子供的にヒットしたのは、既存のキャラクター(しろくまなど)にカメラで自分の写真を入れられるところ

 

そのあと、自分の写真入りのうさぎをなぜか量産。
うさぎを動かそうとしてジャンプしない!という事態になり、前に進む&ジャンプを同時にしてさらに繰り返し処理を追加するというややこしいことまでやりました。

なんかプログラミングっぽい! 

 

母が説明しながら作ってあげたウサギの命令を見ながら、もう一つ同じウサギを作るところまでは自力でやっていました。

 

どこまで理解して次回に活かせるかは、次回アプリを触らせる時の母のお楽しみです♪

 

その後ロケット(もちろん写真入り)が追加され、横だけでなく縦に進む命令も勝手に習得していました。

 

 

難点

操作方法が書かれていないので、突然聞かれても教えられない

クラッチジュニアには基本ひらがながないので、余計な情報がにというのは子供にとって良いと思います。(部分的にはあります)
ただ、逆に言えば説明書がない状態。
最初は母もあちこちタッチしまくりで「これかな?これかな?」とやっていました。

 

一人用のアプリなので、兄弟で一緒にはできない

我が家、子供に使わせられるタブレットが今のところ1台しかないのです。
下の子がいて、当然「僕も触りたい!」となるので、あまりさせてあげられません・・・

 

 

何をしていいかわからない方へ参考までに

インストールはしたものの、何をしていいのかわからない、という方へ。
問題や目標があった方がやりやすいですよね。

 

我が子に教えようとしたリスト

参考までに、私が我が子に出した問題です。
まだ行っていないものもありますが・・・

  • まっすぐ進む(画面や操作方法の確認)
  • キャラクターの大きさを変える
  • キャラクターに、歩く→止まる→歩く→ジャンプの動きをさせる(時計ブロックが必要です。順序の練習)
  • 斜めに移動(スタート2つ要ります)
  • 複数のキャラクターに異なる命令(自転車、ロケット、うさぎなどを置き、それぞれ異なる動きをさせる)
  • 左右行ったり来たり(ループブロック)
  • 2つのキャラクターを置いて、ぶつかったら消える(イベント)
  • 音を鳴らす
  • シーンの変化(シーンを複数作るとブロックが増えてできるようになります)

 

基本として参考になった本

「スクラッチJrでいこう!プログラミングアドベンチャー ドキドキだいぼうけん Kindle版」

スクラッチジュニアの参考にした本

クラッチジュニアの参考にした本

画面の基本的な使い方から、こんなことできるよーというのが紹介されています。
一通りいじり倒した後にこの本を読んだのですが、
命令つきのオブジェクトをコピーする方法があったのはこれを見て知りました!

 

全部ひらがなで、かつ文の量が少ないので、子供でも読めます。

 

kindle unlimitedの無料対象本になっています!(2020/5)

 

 

今後は・・・

こんなことできるんだよ!というのを知ってもらうために、

ビームで敵を倒すような簡単なゲームくらい教えられないかなーと思っています。