早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

プログラミングは何歳からどんなことができるの?5歳息子と体験教室も行ってきました

プログラミングに使用するフローチャートのイメージ図


来年から小学生になる我が子。
4月から通うための新しい習い事を探しており、その中にプログラミング教室も候補に入っています。

 

幼児のプログラミングと言えばコードを書くことよりも、前提となる論理的思考を鍛えよう!ということが中心になるかとは思いますが、それだけでは楽しくない。

 

今回はドリルではなく、実際に何かを動かしてみる・作ってみるのは何歳からできるのか??整理しました。

 

子供向けプログラミングでできることは、大きく2種類

幼児向けのプログラミング教室やグッズを探していると、できることが大きく2つに分けられます。

  • アプリやゲームなどを作る(画面上で完成)
  • ロボットを作って動かす 

 

前者はパソコンやスマホの中で動くものを作ります。パソコンの使い方や、アルゴリズムを学ぶことができます。

後者は物理的にロボットを作り、タブレットやパソコンから命令を出して動かすようなものです。

 

実際に"もの"があることで小さい子でもわかりやすいので、幼児や小学校低学年向けでプログラミング教室やグッズを探すとこちらが多くヒットしました。

 

 

年齢別でどんなプログラミング学習ができるか

もちろんできる子はどんどん先のレベルへ進むので、あくまで目安としてお読みください。

 

~4歳:とりあえず動いて楽しい!動きが変わって楽しい!

プログラミングを勉強する、というよりは、入力したものと動きが何か関連付いているよね、ということを感覚的に学びます。

ブロックやロボットが目の前で動くことに喜べる子は楽しいかも。

 

年中さんが家でプログラミングを学ぶなら、コード・A・ピラーなんかがおすすめです。
我が家でも持っていますが、勝手に動くのが面白いらしく、現在年少の下の子も楽しんで遊んでいます。

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記事はこちら↓

calmond.hatenablog.com

 

5歳:こう命令したらこう動く、という関わりがわかってくる

例えば進む距離や速度などの数字を変えたり、どこを変えたらどう動くのか教えてもらい、経験して理解します。

論理的思考が育まれている感がします!

 

でも、こうするにはどうしたらいいのか、という応用を自分で一から考えるのはまだ難しいかも?

 

我が家では、雑誌「小学1年生」を購入した際に付録だったドラえもんのおもちゃで遊んでいた時期がありました。
ドラえもんが止まった状態でゴールまでの道のりを「右、左、・・・」と入れていくのですが、スタートする前に見ている方向と、実際に曲がった後の方向は違いますよね。

そのことを学ぶいいきっかけでした。

 

小学1年生の購入記事はこちら↓

calmond.hatenablog.com

 

そちらは付録だったので、似たようなおもちゃだとこんなかんじです↓

学研ステイフル カードでピピッと はじめてのプログラミングカー ハジメテノプログラミングカ- [ハジメテノプログラミングカ-]【ARPP】

 

 

 

小学校低学年:不等号や数の大小など算数と結びつけて考えられる

小学校に入ったら算数の授業が始まります。
ロボットを動かす際には、傾きを判定するのに不等号、反転するのにマイナスの数字など、算数が深く関わっているんです。

今まで感覚的にやっていたことも、理解が深まってきます。


さらに文字も読めるようになってくるので、テキストなどを読んで自力で進めることできるようにもなりますね。

 

 

小学4年生以降:自分で考えて新しいものを作る

テキストがなくても、知っていることを応用して「こうしたらこうなるかな?」という新しいことを考えられるのがこの頃からのようです。

学校でプログラミングの勉強を学ぶのもこのくらいからかな?

 

「あれしたい、これしたい」が実現できるようになってくるということですね。
子供によって作りたい、やりたいことが違うので、良い刺激にもなりそう。

 

ちなみに、このくらいになってくると家では材料の調達が追いつかないかな、と思いました。
よって、おそらくスマホの既存アプリに頼ったり、物理的なものではない、画面上での制作がメインになっていくのかな・・・と。
 

 

体験でわかる、我が子の興味のある方向

さて、我が子の状態はどうなのか、実際にプログラミング体験に行ってきました。
教材はレゴシリーズです。

LEGO レゴ WeDo 2.0 基本セット 45300 プログラミング教材 E31-7412【国内正規品】

 

 

内容は、

  1. 簡単な車を説明書を見ながら組み立て
  2. できた車をブレーンとなるパーツにつなぐ
  3. タブレットのアプリ上で前に進むブロックを並べて車を動かす
  4. 進む距離や速度を変えてみる

でした。


5歳息子、順番通りに一応最後まで行きましたが、最後まで行かない子もいました。
例えば下記のようなパターン。

 

・大半の子供はロボット(車)が動いた時点で大興奮なのに、ものが動くことにそもそも興味ない子。
→機械系、もしくはプログラミング系にわくわくしない?何に興味があるのか再検討かと。

 

・ロボットを動かすより、形(車)の改造の方にハマってしまう子。
→プログラミングよりも工作教室とかの方が楽しめるかも♪

 

・部品に興味を持つ子。
3Dプリンタが使える教室でした!自分で考えた部品を作成して、それをもとに作品作りができるようです。

 


我が子の場合は、車を動かしている途中で「右には行かないの?」など、やりたいことがどんどん出てきていました。
割とプログラミングを楽しめる方なのかな、という印象です。

 

 

プログラミング学習は早く始めればいいものではない

プログラミング教育が注目されている現在、幼児の早いうちから学ばせたい、と考える親御さんが多いようです。


確かに子供の吸収率はすごいし、経験していることで親も不安が軽減されます。

でも、年中くらいまでは、机に向かうことも難しいことが多く、とくに目の前におもちゃ(ロボット)があると、「学ぶ」というよりも「遊ぶ」になってしまうそうです。

 

もちろんお子さんが興味をもっていれば十分なのですが、もし興味がなく嫌々であれば、それを勉強として取り入れるのはまだ早い気がしますね。