小学1年生の夏、補助輪なしの自転車に乗れるようになりました。
自転車に乗れる年齢としては遅めだと思います。
なぜ遅くなったかと言うと、普段どこに行くにも歩きか車なので、乗る機会がないのです!
でも一応乗れとかないと困るよね…ということで、広めのグラウンドに自転車を持って練習に行ったところ、乗れるようになりました!
結果的に「こうしたら自転車に乗れるようになった」という我が子の例をご紹介します。
練習前の我が子のレベル:補助輪ありで漕げる
漕ぐ感覚や新しい自転車がどんなものか体に馴染ませるため、あと一人で乗れた方が楽しいので、ひとまず買った状態の補助輪付きのまま、公園で好きに漕いでいた時期がありました。
倒れずに進むので、本人も楽しそうです。
乗れるために必要な過程だったかはわからないけれど、自転車を好きになるにはいい体験だったと思います。
練習段階1:バランスを取る練習
ぺダルつきのまま足で進む
補助輪を付けたままだと上達の気配が見られなかったので、補助輪は外しました。
ストライダーみたいにペダルも取るのを試みたのですが、取るためには工具も力も必要で、思った以上に大変だったので、あきらめました。
足がひっかかるのでちょっとやりにくいです。
小さい子は特に足を引っ掛けてしまうと思うので、ストライダーのようなペダルなしのものをおすすめします。
足を上げた状態でバランス&ブレーキの練習
後ろから押してあげながら、とにかく前へ進むことを考えます。(まだ漕がない)
後ろからがっしり掴むのではなく、押すだけです。
横へバランスを崩した時は自分で足を出し、ブレーキを使うことを練習します。
最初は一瞬で倒れていましたが、何度も「せーのっ」と繰り返すうちに少し進めるようになりました。
足を上げてしまうと、ハンドルをまっすぐ持っているのも最初は難しかったようです。
倒れる時にまだ足を出せていなかったときは、ハンドルが90度以上曲がってしまって前輪が後ろに滑るという、危ない転び方になっていました。
この段階の練習で、ひとまず危なかったら止まる!足で支える!という危険回避を学びました。
見ていて危なっかしかったのが、少し改善です。
この練習は狙ってやったわけではありませんでした。
と言うのも、我が子の自転車には荷台部分がなく、横に倒れるのを支えてあげるのは不可能だったため、結果的にこの練習になったのです。
この練習がストライダーなどでもっと幼い時にできていたら、習得も早かったと思います。そのくらい意味のある練習だと思いました。
坂があればやりやすいかもしれませんが、我が子はブレーキがまだ怪しいところから始めたので、平坦な場所で安全に行いました。
練習段階2:スタート(両足をペダルに乗せる)練習
足を上げた状態で数メートルは進めるようになりました。
いつまでも付き合って走っていたら親が疲れるので、次の段階です。
まずスタート時のポーズを教えます。
漕ぎ出す前にペダルを斜め上に持っていき、片方で蹴り出せる状態にします。
・・・本能的にできるもののような気がするけれど、我が子はわかってなさそうだったので教えました。
そして、上側の足を蹴り出して、自転車が動き出すと同時に素早くもう片方をペダルの上にのせます!
これがなかなか難しい。
もう片方がペダルの上に乗る前に、バランスを崩してしまうのです。
足元ばかり見ているわけにもいかない、でも見ないとペダルがどこにあるかわからない!?となっていました。
それっぽくできるようになるまで、何度も繰り返します。
練習段階3:漕ぐ練習
両足をペダルに乗せてバランスが取れるようになってきたら、あとは漕ぐだけです。
最初は後ろから押してあげて、どのくらいのスピードで漕がないと倒れるのか何度も繰り返しました。
ある程度スピード出したほうが倒れないんだよね。
我が子はすぐペダルから足が外れてしまっていましたが、ペダルから足が浮かないように、「足を下に押さえるようにペダルにくっつけとくんだよ。」という会話の直後に乗れるようになりました!
乗れた後:まっすぐ走る練習
そんなわけで、広々とした広場では何とか一人で乗れるようになりました。
親と一緒に練習したのは直線でしたが、何度も一人で繰り返しているうちにカーブも徐々にできるようになっていました。
ただし、漕ぎ始めがまだぐらぐらするので、道路では危なくて走らせられません。
何度も乗っているうちに体が覚えるでしょう。
まとめ
以上、息子が自転車に乗れるようになった練習法を、段階的にご紹介しました。
こういう方法でしようと思ってしたわけではなく、あくまで乗れるようになった後に、見返してみたらこうだった、という内容です。
どうやって教えたらいいんだろう??と思っていましたが、後ろから押しながらとにかく何度も繰り返すのが大事でした。
ずっと支えてついて走るのは無理だよ!と思う方もいると思います。(私がそうでした。)
でも横に倒れるのを支えることを諦めたら、前に進む補助をするだけだし、バランスをとれるまではそんなに距離も走れないので、そこまで大変でもありませんでした。
横から支えたらダメ、とかいろんな説がありますが、あまり考えすぎないのがいいなと思います。
子供が何度も挑戦し続けられる、気持ちを保ってあげるのが大事だなと感じました。
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