我が子5歳目前の頃、お菓子を食べ終わった後に空の皿を指差して「ゼロ!」と言うようになりました。
「0」の概念の理解が出来てきたようです。
ふむふむ。
そんなことがありながら、まなびwithのワークをしていると、「0」のふりがなに「れい」と書いてあるのに遭遇。
あれ、読み方どっち?となった母(わたし)。
ゼロとレイがどう違うのか調べてみました。
テレビなどで使い分けされているレイとゼロ
レイ
- 漢字は「零」。中国から伝わってきた
- 何もない、もしくは非常に少ない
- 「降水確率0%」「0時」はレイと読む
ゼロ
- 元が英語zero
- 何もない
- 「人数0人」「事故0」はゼロと読む
つまり、微量だけれどあるものや、存在自体はあるものはレイ、全くない空っぽの状態がゼロという厳密な使い分けがあるらしい。
辞典だとどう説明されているのか?
引用:https://www.weblio.jp/
…あれ、つまりは一緒?
ネット上だとレイとゼロは同じだという意見もある
数字の読み方は、「ひいふみい」(和語)や「いちにさん」(中国由来)など色々あるが、実際の日本では様々な読み方を混ぜて、わかりやすい言い方で使っている。
例えば、1から10まで数える時は4はし、7はしちだが、10から1まで数える時は4をよん、7をななと呼ぶ人が多い。
それぞれが異なる方法で日本へ伝わってきて、使っているうちに同じような意味合いになったのだから、数字記号0、漢数字零、読み方レイ・ゼロとして同じ使い方で良い。
微量か、全くないかは読み方では気にしない。
結局どっちで教えれば?
小学校では、数字を数える時「れい」と教えるのが一般的のようです。
より和語に近いから、とか理由は様々。
ただ、単位がつくとまた条件が変わってくるかもしれない。
数を数える時は、とりあえず「れい、いち、に、さん」ということですね。
しかし、この場合下がっていく場合は「さん、に、いち、れい」?
違和感ありますけど、私だけ?
この場合は4や7と一緒で、「さん、に、いち、ゼロ」でいいのかもしれない。
小学校で教わるのはどっちなんだろう…入学してからの答え合わせになりそうです。
個人的結論 - 臨機応変でいいんじゃないの
由来や背景を考えると厳密な違いはあるものの、日本国内で人に伝える表現をするために使うのはどちらでも大差ないのでは。
臨機応変に対応するものだという結論です。
私自身、小さいころに零とゼロの使い分けなんか習わなかったけれど、今できているからきっと大丈夫。
とりあえず何もない、足しても引いても変わらないという概念が理解できれば良いかな。
ワークでの読み方は、書いてあるふりがなに従います。