上の子小2、下の子年長、そろそろお金について教えておこうかな、という年代です。
お金の勉強といえば3種類あります
- お金の種類を学ぶ
- お金の価値を学ぶ
- お金の管理を学ぶ
もう少し大きくなったらローンとか投資の話も出てきますね。
今回は、この中でも「お金の種類」について子供に教える方法をご紹介します。
お金の勉強はキャッシュレス社会でも必要
現在ものすごい勢いでキャッシュレス化が進んでいます。
日本銀行も、デジタル通貨に向けて検証を始めているのが現状です。
参考:中央銀行デジタル通貨 : 日本銀行 Bank of Japan
とはいえ、完全に物理的なお金がなくなってしまうのはまだまだ先になりそうです。
2024年には新しい紙幣も発行されます。
目に見えているお金で交換、という方がお金について理解しやすいです。
そのため、幼児さんはやはり、日本のお金(硬貨や紙幣)を見慣れるところから始めましょう。
種類を何となく覚えられるといいですね!
計算が出来なくても、お金の価値をなんとなくでま理解できれば「50たす50で100」ができなくても、「50円が2枚で100円」というパターンなど経験的に覚えらます。
お金の種類の教え方
本物のお金を見る
これが一番手っ取り早いです。
とはいえ、お金を常に子どものおもちゃにさせるわけにはいきません。
1万円札など高価なものはもちろん、硬貨でも、おもちゃにさせてしまうと雑に扱っていいんだと覚えてしまいます。
親が見ているところでしましょう。
我が家では、本物のお金を出して、硬貨の種類と両替について教えてみました。
年少の時点では、5円と50円の区別がついていませんでした。
また、きれいな10円と古い10円が違うものとみなされるということも 笑
綺麗な硬貨と酸化した硬貨を見比べるのは本物のお金じゃないとできない経験ですね。
ちなみに、お金を握りしめると手が臭くなると言われたことありませんか?
これは皮脂と硬貨の鉄が反応したために起こる臭いです。
興味がある方は、こちらがわかりやすかったので参考までに。
参考:鉄棒を触ったあとの「あの匂い」、実は「鉄の匂い」ではない!
おもちゃのお金
実際に手に取って実感できるという意味では、おもちゃのお金もぴったりです。
我が家でもお店屋さんごっこに大活躍しています。
おもちゃのお金は100均でも売っていますが、商品によっては一円硬貨がないものもがあるのでご注意ください。
わたしがいいなと思ったのは七田式です。
- 1円硬貨から1万円札まで網羅
- 本物みたい
何と2千円札も入っています!
無駄のない数で、両替の練習にもピッタリですね。
また、年少〜何中さんくらいの小さい子なら3coinsの木のお金もおすすめ
- 木なので厚みがあり、少し大きめで、小さい手でも持ちやすい
- 数字も大きくはっきり書いてある
- 色や穴は本物に似せてあるのがよい
500円が硬貨の中で一番大きかったり、5円と50円には穴が空いていたり、本物に似せてあるのがすごい。
100均にも木のお金が売っていました。
色がばらばらなのが気にならなければいいかもしれません。
お金プリントを印刷
お金の種類を覚えるなら、プリントを作成し、印刷して見えるところに貼っておく方法もあります。
我が家ではリビングに貼って見られるようにしていました。
そのうえで、「銀色で穴の開いたのはいくらでしょう?」「茶色いお金は何円だ?」など、クイズ形式にして話もしていました。
お金のドリル
お金に関するドリルもたくさん出版されています。
ドリルでは、お金の種類に加えて、価値や数字も一緒に学べるので便利です。
また、ページをこなすことで、学習の成果が目に見えるのもモチベーションアップ!
最初のドリルにおすすめなのは、学研おかねのれんしゅうちょう。
カラフルな紙面上で両替なども学べます。
お金の一覧が載っているので、上記でお伝えしたように見えるところに貼っておくこともできます。
息子はお金迷路硬貨の写真を見ながら「100円~」「500円~」と言いながらやっていました。
お金の種類について学んだら、レベルアップして、同シリーズで買い物編もあります。
2024年に新札が出て以降は、できれば新旧対応したドリルがあると良いですね。
何歳でどのくらいわかる?我が子の場合
個人差はあると思いますが、参考に我が子が何才くらいでお金について理解したのかご紹介します。
5歳なりたて:お買い物は興味あるけれど、お金には興味がない
お金との触れ合いは、100均に行った時に一緒にレジへ行き、330円とか110円とか持たせたくらい。
500円以上のおかねはもたせたことありません。
5歳なりたてころは、あまりお金に興味がないように見えました。
商品とお金を持ってレジへ行く、レジの人へ渡す、お釣りと品物を受け取る、という「お買い物」はわかっていて、楽しそうです。
ですが、自分が持っているのがいくらなのか、どの硬貨がいくらなのか、はおそらく理解していません。
数字をすでに覚えてからは、硬貨に書いてある数字にたよっていました。
ただし、10円は色が違うので覚えやすいようで、1番に覚えました。
「何でお釣り帰ってこないの?」と言っていたので、いくら渡せば足りるのか、余ったらおつりが返ってくる、などはまだ難しかったようです。
6歳:お金の価値がわかってくる
入学前にはお金の数え方がわかってきたようす。
例えば、レジで100円玉4枚を出したのをみて、数えて、「400円?」と言っていました。
玄関に集金用においてあった500円玉を見て、「なんで500円置いてあるの?」とも。
6歳でポケモンメザスタというアーケードゲームにはまってからは、お金の必要性を感じたのか、「お金」に興味を示すようになりました。
学校で足し算引き算を学ぶようになると、簡単なおつりの計算ならできるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか、お金の種類について勉強する手段をまとめました。
お金の種類を覚えるのは、未就学でも、お金の勉強の導入にちょうどよいと思います。
ぱっと見でお金を数えられるようになってきたら、お金の価値について教えるいい時期かもしれません!
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