ももたろうの読み聞かせを、本なしでした時の話
子ども4歳11か月。親戚とともにお出かけした時のこと。
だんだん飽きてぐずってきた子供達に、桃太郎知ってる?と聞くと、聞いたことあるけどはなしはおぼえてなさそうなかんじ。
暇つぶしがてら母が読み聞かせすることに。
もちろん本はないので、親子ともに想像力を働かせて。
始まってまもなく、
母:「おじいさんは 山へ芝刈りに、おばあさんは川へ…」
子:「魚釣りへいきました!」
母笑ってしまいました。笑うと同時にすごいなーと。
息子はきょとーん。
川といえば魚釣りなのね。
確かに現代の子供で川へ洗濯へ行くという選択肢は出てこないかもしれない。
大人からしてみればおばあさんが川へ洗濯へ…という流れが当たり前なので、予想外の展開が突然始まっておもしろかったです。
絵もなかったから想像力を働かせたんだね!
お話づくりが知育に有効とされる点
後から思えば、このお話を作る能力は結構大事らしい。
NHK教育でも、確か「おててえほん」という名前でやってますね。
なんと小学校受験で行う場合もあるそうですよ!
お話づくりを通して育まれると言われているのは、主に以下のようです。
- 想像力
- 流れを組み立て、つじつまを合わせるための思考力
- 伝える表現力
- できた時の達成感
- 相手ありきなのでコミュニケーション力
このため、お話作りは遊びだけでなく、知育の面でも意味があるとされ、インターネットで検索すると色々な取り組み方が載っていました。
絵の書かれたカードを用いて、並び替えたりしながらやるのが主流です。
そういえばプリント学習してる時、絵を見ながらお話を考えましょうというのをチラホラ見かけます。
我が子、「難しくてできないー」と全くやる気を示さず。
性格的に、決まった答えがないものは苦手なのかな?
子供によっては決まった絵はなしで、想像だけの方が作りやすい場合もあるみたいですね。年齢が上がるとともに絵付きのお話作りもできるようになるんだろう。
ちなみに絵を見ながら、物事が起きた順に並べましょうという問題もありました。
問題の内容:
美容院らしきところで
- 座って待っている(髪が長い)
- 切っている途中(髪が片方だけ短い)
- 完成(髪が短い)
という絵が数字なしでランダムに並んでいます。
4歳11か月時点でしてみた時、順番はちゃんとわかってました☆
でも、「なんでその順番だと思った?」という母の問いにはあやふやの答えしか返ってこず。
何が起こっているのかを頭の中で整理することはできても、それを言葉にするのは苦手みたいでした。