小学校入学前、学ぶことがたくさんある中で、どのくらいのスピードで授業が進むのか、ついていけるのか、不安ですよね。
今回は、公立の小学校で1年生1学期に学ぶ算数の進み具合について、息子の学校を例にしてまとめてみました。
小学1年生、国語の授業ペースについてはこちらをどうぞ↓
学習ペース
読み | |
---|---|
4月 | 10までの数 |
5月 | 0や「いくつといくつ」の学習 |
6月 | 1桁の足し算 |
7月 | 1桁の引き算 |
時間割について
時間割によると、算数は週4であります。
単純に時間だけ考えると、国語よりは少ないです。
4月:10までの数
4月の2週目は入学式があり、学校に慣れる期間です。
3週目には授業が始まりました。
最初の頃の授業では、教科書冒頭のイラストのページを眺めたり、絵について話したり。
4週目には国語と同様に宿題が始まります。
国語と算数、プリント1枚ずつ。
算数のプリントでは、1桁の数を数えたり、書いたり、数の分だけ色塗りをしたり。
また、教科書が進み出し、4月末までには10までの数を数えていました。
5月:0や「いくつといくつ」の学習
上旬には、10までの数の概念を学び終わります。
だいたい1週目に10まで書くことを学び、その後1週間ほどは、10までの数を繰り返し学習していたようです。
宿題は主に、数えて塗る問題と、数字を書く問題。
たまに線で結んだりも。
5月の中旬頃からは、0の学習と、いくつといくつが始まりました。
いくつといくつの学習では、イラストがあるものもありましたが、宿題を見ている様子だと、すぐにでも数字だけの学習に入っていました。
6月:1桁の足し算がメイン
6月1週目、初めて数式をノートに書いてきました。
この頃から宿題にも数式が登場します。
「いくつといくつ」→「あわせていくつ」に変わった印象です。
その後足し算の文章題が登場し、最終週にはひきざんが始まりました。
7月:引き算メイン
引き算を中心に、足し算引き算の計算の数をこなしていきます。
すべて10までの足し引きで、繰り上がり等はありません。
この間に、0を含む計算もやっていました。
数式メインで、たまに文章問題もします。
夏休みの目標は1桁計算の答えをすぐに答えられること
夏休みの宿題はプリント数枚と、計算カード(暗記カード)を毎日、でした。
もし今の段階で10までの足し算と引き算が理解できていない場合は、次の繰り上がりで確実につまずくと思います。
夏休み中に頑張って学ぶことができるので、キリがいいところで終わっているなという印象です。
我が子はと言うと、理解はしているものの、数式をパッとみてすぐに答えを言えるレベルにはありません。
10-8や9-3など、大きい数からの引き算になると、こっそり両手を眺めながらしている時もあります。
夏休みの間に10までの足し算引き算は、数式を見てすぐに答えが言えるところまでいかないかな!?と期待しています。
ちなみに息子は繰り上がりの足し算も20までならしたことがあるのですが、順に数えている雰囲気がします…(さくらんぼ算のやり方ではない)
まとめ
小学校1年生の1学期では、10までの足し算引き算を学びました。
並び順や長さくらべ、図形などはまだのようです。
また、教科書を見ていると、後半には時計の読み方も載っていました。
1年生の間に「○時」「○時半」の読み方は学ぶようです。
時計に親しんでいない場合は、夏休みの間にも"朝起きる時間"など意識できたらいいですね。