5歳の我が子、凄く喋る子です。
しゃべるし歌うし常に声をだしているかんじ。
本や問題ももちろん、声に出して読むのが基本です。
ずっとこれでは本を読むのも大変だろうに・・・と思い、ふと黙読は練習した方がいいのかな?という考えがよぎりました。
黙読は率先してするべきなのか、調べました。
黙読はいつできる?5歳でできていそう
我が子が黙読に対して初めて明確に触れたのは、5歳3か月頃。
「声に出したらだめだよ、頭の中で読んでね」と伝えて、下記の紙を見せてみました。
「おかあさんが スーパーで バナナを かった」
紙を見た我が子、口を閉じたままもごもご(笑
見ていて「あ、次の行いったな」とわかるくらい真剣に順番に読んでいました。
終わったと頷いたら紙を隠して、何が書いてあった?と聞くと、きちんと書かれたことを反復してました。
本人「難しいなぁ」だそうです。
その後も、母「あれ、読んだ?」→子「頭で読んでるー」というやりとりがあったり、下記紙を見せたら実行できたり。
結論、たぶん現時点で音読できています。
ひらがなが読めるようになれば黙読もできるし、音読で理解できたら黙読でも理解はできそう。
黙読ができるといい理由
- 黙読は音読より疲れない
- 黙読は電車など声を出せない場面でも暇つぶしになる
- 小学校高学年あたりから、黙読の方が速くよめるようになる
3については、下記の記事で読みました。
小学校低学年では音読と同じように文字を順に追って読んでいくが,熟達すると注視回数の増加や読み戻り・読み飛ばしがみられ,より効率的な読解活動を達成することが考えられた。
【引用元】https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22730502/
では音読は?大事なの?
では黙読に対して、音読のメリットは何か?
- 音読は理解が深まる
- 音読することで黙読の力が育つ
- きちんと読めているか外部からみてわかりやすい
1については大人でも言えますよね。
難しい文章を整理しながら読むために声に出して少しずつ読んだりします。
2については、黙読するためには、文を見る→書いてある文字を言葉に変換→理解するという段階が必要です。
「文字」と「言葉」の変換をする能力が、音読をすることで、養えるようです。
我が子、話しているときには「おやつ」と言っているのに、文字にすると「おあつ」と書いてしまうことがあります。
読む場合とは逆パターンですが、このことから、「文字」と「言葉」の変換がまだできていないのだなぁと思いました。
3は今この時期だから思うのですが、音読するのを聞いていると、「は」を「は」と読むのか「わ」と読むのかなど、「あ、間違えてるな。」と気づくことができます。
小学校で黙読を学ぶ時間はあるのか
文科省の学習指導要領を確認してみました。
私が確認した限りだと、音読・朗読についてはしっかり書いてありましたが、黙読についてはさらっと触れているだけでした。
頑張って教えるよりも、音読でしっかり文に慣れる方が大事みたい。
あ、もちろん小学校に入ったら、問題文を黙読する必要などは出てくると思うので、自然と黙読する機会はあると思います。
ちなみに発達の順序は、読み聞かせ→追い読み→音読→黙読が一般的なようです。
間に、指さし読みとか、つぶやき読みとかも見られます。
まとめ
我が子への対応は、今は音読メインでしっかり練習して、間違って読んでいる箇所を治してあげるのが大事かなと思いました。
「は」を「わ」と読むところや、「さ」と「ち」を間違えるところとか。
入学後は、もし先生に黙読できないみたいです・・・と、テスト中など静かにしなければいけないときにできていなかったら考えます。
ちなみに記憶でいうと、どちらが優れているとは言えないようです。
耳からと目からで、理解の仕方が違うからとかなんとか・・・
記憶するためには、読み方よりも、反復するのがよいみたい。