早生まれっ子のおうちで勉強対策

早生まれの子が小学校入学後に勉強で苦労しないために、年長の間に自宅でできるだけ安価に幼児教育をする方法をご紹介します。通信教育や無料の手作り教材、ダウンロード教材など、我が子の発達状況と合わせて記録しています。

幼児向け国語辞典を購入したその後と、初めての辞書引き学習におすすめの本

付箋の貼ってある国語辞典

以前、国語辞典購入の記事を書きました↓
修学直前の幼児にぴったりの国語辞典を購入!年齢別のおすすめもご紹介

今回は、その後の国語辞典の様子です。

 

5歳児、自力では調べられないので母が誘導

国語辞典を買ったその後、どうなったかと言うと・・・

 

好奇心旺盛な我が子、疑問に思うことは日常の中でまぁまぁ出てきます。

子:「〇〇ってなにー?」
母:「〇〇っていうことかなー?辞書に載ってると思うよー」
で、棚から国語辞典を持ってきます。

 

まだ50音順がぱっとでてこないので、自分でひくのがやる気出ず。
そのまま閉じた状態で「調べて」と持ってきます。
 


1文字ずつ調べるのを見せながらあった!と読んであげると、「ふーん。付箋貼るー♪」
と言って付箋にひらがなを書いて貼り、なんとなく前付箋を貼っていたところを開けて眺めて満足し、棚に戻しに行きます。

 

自分から辞典ひく!とはならないし、自分では調べようとしないし、説明文を理解しようとしているかも謎です。
 
でも、辞典に載ってるよーと言ったら辞典を引っ張り出し、付箋を貼って満足そうに戻す。
今はこの流れで十分だと思っています。
何より、母的にはせっかく購入した国語辞典が棚の中で眠っていなければそれでよし。笑
 

それに、「え!なんて説明したらいいんだろう?!」と困った時に代弁してくれる辞書があるとやはり助かります。
 
※我が家が使用している国語辞典はこちら↓

 

 

 

国語辞典を購入したらやってみよう!辞書引き学習

辞書引き学習とは

辞書引き学習とは、中部大学の現代教育学部教授である、深谷圭助先生が小学生を中心に広めた学習法です。

国語辞典と漢字辞典に加え、付箋を活用して、自ら調べる習慣を身につけます。

 

全国に広まった今は、いろんなやり方があり、関連する書籍もたくさん出版されています。

 

辞書引き学習のやり方

  1. 辞書で引いた言葉を、共に付箋に書き、そのページに貼っていく
  2. 付箋に連番を書いておくと、増えていくのが楽しい
    ※連番を振るのが深谷先生流ですが、我が子は書いていません
  3. 褒める
    子どものモチベーションを上げ、初めだけでなく、継続するために必要

 

  • 次の文字を考えるのが難しいときは、調べる文字を紙に書いてから調べるといい
  • 最初は調べなくても、眺めていて知っている言葉を探すのでもok
  • 調べることが思いつかなかったら、辞書片手の子どもとしりとりするのがオススメ

 

連番を書く際の注意点

付箋を貼った次の付箋に番号を書いておいてくださいね!
前にどこに貼った何番なのか、わからなくなります。

 

付箋を使った辞書引き学習のメリット

  • 付箋が増えていくのが目に見える
  • 実感できるので辞書を引くのが楽しくなる
  • 語彙力が上がり、知識が増える
  • 調べる習慣がつく→自分で解決できる力がつく

 

付箋の購入と収納

辞書引き学習に推奨される付箋の条件は以下の通り。

  • 縦長の長方形 → たくさん貼れるように
  • ノリのついている幅が広すぎない → 文字に被らないように貼った時ノリ部分がはみ出さないように
  • ある程度大きい → 文字を書くので

参考:ドラえもんことばの力がつく辞書引き学習(監修:深谷圭助

 

 

我が家では辞書購入と同時に、付箋を購入しました。
辞書引き学習用の付箋もあります。

連番を振るための「番」の文字が予め印刷されています。


我が家では、続くかわからないし連番もいらないな?と思ったので、通常のポストイット付箋を購入しました。
コレ↓

 

辞書に貼るために購入する際、サイズに悩んだのですが、いいかんじです。
本から出た部分が長すぎて少しカーブしており、大量に貼ったら邪魔かも・・・とは思いますが、それに関してはきっとどの付箋でも同じ。

 

  
購入時の箱のままだと何ともだしにくい。
そこで、100均で購入した名刺入れに入れて使っています。

名刺入れに収納した付箋

 

 

小学生が読める辞書引き学習関連本の紹介

辞書引き学習を広めた深谷先生は、辞書引き学習に関する本の出版や監修をたくさんされています。

そして深谷先生以外でも、辞書引き学習に関する本が出ています。

 

親だけでなく、小学生でも読みやすい本を2冊ご紹介します。

 

 

辞書引き術とノート術
  • 小学生が読めるくらいの文章量
  • 調べてみようの単語の具体例が載っている
  • 辞書引きの他に、ノートの書き方のコツ、板書の仕方なども載っている

 

「辞書引き術とノート術」のページの一部

「辞書引き術とノート術」のノートの書き方

辞書引き学習と言っても、具体的に何をしたら??と思った方におすすめです。

 

小学生くらいの子が、自分で辞書引き学習というのを進めてみよう、と思った時に親御さんと一緒に読むといいかも!

 

 

ドラえもん ことばの力がつく 辞書引き学習(漫画)
  • 辞書引きするとよい単語も「あ行」「か行」の行単位で載っている
  • ストーリー性があり、漫画なので小学生でも読みやすい
  • 辞典や図鑑への応用方法も載っている

 

 

ドラえもん辞書引き学習でキャラクターが各自辞書をひくところ

各キャラが持っている辞書の内容が違うので、自分の辞書ではどう載っているかな?と調べたくなります。

 

和製英語について説明するページ

和製英語や略語についても載っていて、コレだけ読んでいるだけでも賢くなる気がします。


ぜひ辞書片手に子どもに読んで欲しい本です。

 

 

まとめ

辞書引き学習は国語辞典がメインですが、図鑑や地図帳、漢字辞典、英語辞書などでも同じことをできますね。

文章嫌いな子は、無理に国語辞典をひかなくても、絵や写真がたくさんの図鑑から始めて楽しむのも良さそうです。