「国語辞典をリビングに置いておくといい」「幼児から国語辞典は見た方がいい」など聞いたことがあり、辞典は欲しいなぁとは思っていました。
買う機会がなくそのまま過ごしてきて現在。
「浸水って何?」など、テレビを見ていたり話していたりするときに「あ、国語辞典があったら調べられるのに・・・」と思うシーンがあったので、ついに購入しました!
その際に検討した辞典の候補やそれぞれの違い、選び方などをご紹介します。
幼児から国語辞典を使うメリット
「辞書引き学習」というものをご存じでしょうか?
ざっくり私の認識でお伝えしますと・・・
知っている単語や日常でわからなかった単語を辞書で引くことで、語彙や新しい知識が増え、さらに自分で調べる(解決する)力が身に付くことを期待できます。
調べた際には付箋を貼ったり線を引いたりして、達成感アップ!
ちなみにすぐに手に取れる場所に置くのは国語辞典の他に、同じ意味で図鑑も有効!
図鑑についてはこちら↓
辞書引き学習の実績は小学生が多いようですが、4~5歳くらいの幼児期には「なんで?なんで?」の時期があります!
親が割と難しい質問攻めに合う時期。
子供の好奇心が高い今も取り組んで損はないはず!
学校で国語辞典が必要になるのは小学生?中学生?
小学校入学を来年に控えた、年長の我が子。
もしかして入学と同時に辞典を学校指定で買うのであれば、今買ったらもったいないかな?と思いました。
文科省の学習指導要領を調べてみたところ、「第3学年及び第4学年」の箇所に以下の記述がありました。
(カ) 表現したり理解したりするために必要な文字や語句について,辞書を利用して調べる方法を理解し,調べる習慣を付けること。
引用元:第2章 各教科 第1節 国語:文部科学省
・・・ということはおそらく小学3年生くらいで学校から買うように言われるのかな?
(※学校によっては入学時に言われる場合もあるようです。)
【追記】
小学3年生で国語辞典、4年生で漢字辞典の購入案内が学校からありました。
指定のものでなくてもOK、かつ我が子は周りと違ってもあまり気にしないので、この時購入したものを学校でも使いました。
入学と同時なら少しもったいない気もしますが、小学3年生になるまで国語辞典がないのもいやだな・・・
というわけで、現時点では小学校で買わないような幼児用の物を買おうかなと思います。
中学生くらいになったらきっと家では電子辞書だよね。
就学前の幼児におすすめの国語辞典の特徴と違い
候補にあがった国語辞典のうち、「~3歳」「4,5歳~小学低学年」「5,6歳~」で独自に分類したのでご紹介します。
~3歳におすすめ:こどもことば絵じてん
イラストがメインで、文字が少ないのが特徴です。
公式によると対象年齢は2~6歳くらい。
載っている語彙数は2,900語と少なめです。
小型版(上記リンク。21.8×17.8cm)と普通版があります。
単語数も説明文も少ないので、本当にわからない単語を調べると載ってないものも多いです。
「ゼラチン」「爆発」「直行」は残念ながら調べても載っていませんでした。
もし調べるなら日常の言葉を探す程度がいいと思います。
「おにぎり」とか、「たいよう」とか。
また、説明文を読んでも新しい発見がないので、少し物足りないかんじ。
<例>
たいよう→おひさま。たいようがかがやく。
はくさい→しわのあるおおきなはのやさい。
辞典というものに興味をもってもらうのにぴったりかも。
わからないものは調べるものなんだよーという習慣を教えられます。
親が読み聞かせのように読んであげたり、ひらがな覚えたての子が読むのにおすすめです。
イラストがあるので語彙を増やすのにも役立つと思います。
3歳くらいまでならちょうど!かもしれませんが、5歳に買うには少し対象年齢が違ったみたい。
下の子3歳半が適齢な印象です。
我が家では、もし調べた単語が載っていなかった場合にそれを補完する大人用の国語辞典もないので、もう少し語彙数の多いものを探すことにしました。
あと「こどもことば絵じてん」は少し値段が高めです。
似たような辞典では、他に「三省堂こどもこくごじてん」とかもあります。
こちらはのリンクは21.8×17.8cmの小型版です。
内容が同じもので大きい版(25.7×21.0cm)のものもあります。
4,5歳~小学低学年:学研新レインボー はじめて国語辞典(購入)
結果的に我が家が今回購入したのはこれ。
語彙数は16,000語、幼児~小学校低学年向けとして販売されている国語辞典です。
後に挙げるもう少し高年齢(小学生)用の辞書に比べて、下記の違いがあると思っています。
- 字が大きめで、よりカラフル
- 説明文に難しい表現がない
- ページの左右にある「あかさたなはまやらわ」がイラスト対応
上記の違いがあるので、ひらがなを読むことができて、小学生に入る前ならこちらがおすすめです。
語彙数も多いので、読む練習、国語辞典を引く練習ができると思います。
ただし、50音の順番がまださっと出てこない場合は、これだけあると最初は難しいです。
我が家では、慣れるまでは親と一緒に調べて、やる気が出るように付箋をつけようと思います。
興味がない場合は親が眺めて、「ね、これのってた!こうなんだって!」と誘います。
「この単語は子供が知ってるかも!」と思いながら辞典のページをめくってみると、意外と楽しいです。
「ドラえもん はじめての国語辞典」とかもここの分類かな。
5,6歳~におすすめ:例解学習国語辞典
今どきの国語辞典はオールカラーが主流なのでしょうか!?
語彙数46,400と、前者に比べると圧倒的です。
ここまでくると調べものに十分と言える辞典だと思います。
ただし、本屋でこの分類の国語辞典を子供に見せてみたところ、興味なし。
普段読んでいる絵本と比べると字の大きさが小さいなーと思ったこともあり、こちらを買うのはやめました。
小学校入学後で教科書など字を読むのに慣れていたらこっちを買っていたかも。
ドラえもん(同じく小学館)やディズニーなど、苦手な子でも興味を持ちやすいキャラクターものが売っています。
購入する際の注意事項!
上でご紹介した、「4,5歳~小学低学年」と「5,6歳~」の国語辞典は、表紙の雰囲気も中身もよく似ています!
ドラえもんなど同じシリーズで出しているものは間違えやすいです。
価格帯も同じようなところなので、購入の際にはお間違えのないようご注意ください。
一緒に購入した付箋
さて、国語辞典を購入するにあたり、「辞書引き学習」まではいかなくても、調べるたびに増えていったほうが子供が喜ぶかなと思い、付箋を導入することにしました。
ご褒美シール的な効果?
ページをめくる衝撃で簡単に剥がれないよう、メーカーはポスト・イットの一択。
商品一覧から調べてみると、辞書引き用付箋というものがありました。
- 「番」付き
- 25mm×65mmという子供でも書きやすいサイズ
- のりの面が幅狭いので、辞書の空きスペースに貼りやすい
気になりましたが、他の用途にも使いたかったので今回は他の付箋を選びました。
「3M スリーエム 700MC ポストイット マルチカラー」
原色に近くて、カラフルなので子供のやる気を惹けるのを期待です。
まとめ
子ども用の国語辞典と言っても、色々な種類がありました。
使ってみた感想もそのうち記事にしたいと思います☆
(追記:使用後の感想を記事にしました↓)